日韓問題

日韓問題、どうすべきか? 対策は?

 現在、日韓問題は、「抜き差しならぬ問題」にまで発展している。
 日韓問題について、解決策があるのか?
 そこで「ゲーム理論」の登場である。
 現状は両国ともに多かれ少なかれ、マイナス面が表面に出ており、マスコミもそれを大きく報じている。
 そこで「ゲーム理論」は、常に「プラス・マイナス」両面を見る。
 そこでほとんど誰も口にしない現状の「プラス」面も見てみよう。
 まず日本は、「反省と謝罪」そして「たかられ外交からの脱却」という大きなメリットがある。
 一方韓国は、日本依存より脱却して「日本に追いつけ、追い越せ!」を自覚する絶叫のチャンスである。ただしこの「この追いつけ、追い越せ!」はスローガンだけであってはならない。具体的対策がなければならない。
 具体的対策を検討すれば、必然的に日本およびその他の国がモデルにならざるを得ないであろう。そうすれば、「反日」など必要なくなる。
 日本としても、「追いつき、追い越され」ては、堪らない。一歩先を行かねばならない。これは両国にとって好ましいことである。
 この「プラス」を考えれば、現在の表面に現れている「マイナス」など小さいものであろう。
 両国政府、国民にとっても、ピンチこそチャンスである。
 両国良い方向への競争をすれば、両国にとって「プラス」であろう。
 そして将来的に、「昨日の敵は、今日の友」の関係になることを望む。

 なお別検討も試みる。
 更に両国の現状打破を目指すなら、「ゲーム理論」的には、「両国50%妥協」が必要になる。
 ところで、日本は今まで韓国の主張に対し、「良くなることを期待した妥協」を重ねてきた。ところが現状はさらに悪くなるばかりで、「日本の妥協に我慢の限界を超えた」というのが日本の韓国に対する感情であろう。
 日本側の今まで「妥協」してきた経緯および結果を検討すれば、「日本の50%妥協」も、それにより両国の関係が改善に向かうことは、まず期待薄であろう。
 一方「韓国の50%妥協」が出来るだろうか? それは不可能に近い。
 それは韓国人全体が、「歴史は、こうでなければならぬ 病患者」であって「不治の病」と「ゲーム理論研究家 井沢開理」は診断する。
 この韓国人の「歴史は、こうでなければならぬ病」は「キメツケ論」と表裏一体の関係にある。
 韓国人の「歴史は、こうでなければならぬ病」、これこそが日韓問題、韓国側の最大の要因である。日本の左翼新聞(例えば朝日新聞)の「日本軍は、こうでなければならぬ病(日本軍のマイナスのでっち上げのみで、プラスを絶対見ない)」もほぼ同様と見る(ただし、韓国と同程度でなく、回復する可能性はあると見るが…)。
 このように韓国人にとって「歴史的事実」を無視し、「歴史は、こうでなければならぬ」が絶対優先であり、これが「正しい歴史認識」である。
 これを日本が受入れられる道理がない。
例えば「日韓レーダー照射問題」(H30.2018.12.20 日本海)でも、日本はあらゆる証拠を提示しても、韓国側は絶対これを認めない「韓国の主張が絶対正しい!」これのみである。
 「植民地支配」(実態は「日韓併合」、韓国政府の要請および国民の圧倒的多数の支持により、「日韓併合」が成立した)は、「日本が100%悪であり」「植民地支配」でなければならないのが韓国の「歴史は、こうでなければならぬ」である。
 最近、日韓ともに「反日種族主義」という本が話題になっているようであるが、この本の韓国人著者は、韓国人の立場からであるが、日韓の「歴史的事実」をそのまま伝えているだけであり、その「歴史的事実」が韓国の歴史教科書と全く違うことに韓国人の多くの人が驚き、戸惑っているようである。この本の影響はかなり大きいと思われるが、韓国民の大多数が「歴史的事実」を認めることは、超大事件がない限り、まずありえないだろう。
 「日韓併合」は、大韓民国の日本への吸収併合であり、当時国家の分裂・併合は、ごく普通の出来事であった。
 当時世界各国は、この「日韓併合」に異議を唱えた国はなく、全世界が認めた「併合」であった。ただし、日本でも伊藤博文首相のように、「日韓併合派、百害あって一利なし」と主張する人もいた。
 「3等国民」(当時このような言葉が通常語られていた)が、自身の力でなく、いきなり「1等国民」になったのである(朝鮮半島は、常に外国勢力に左右される国であった。現在は?)。
 「日韓併合」は、大韓民国の消滅と同時に日本同化である。それには先ず「生活レベル」を日本に近い状態にしなければならぬ。
 これは同時に日本のためであり、韓国のためであった(日本は韓国に良いこともした)。
 「日本は、韓国に良いこともした」、これを韓国人は、認めることが出来ないのである。
 「ゲーム理論」は、「日韓併合」(植民地支配)についても、「プラス・マイナス」両面を見る。
 「ゲーム理論」的には、この「日韓併合」を「未来永劫」と見たところに、「大きな誤りがあった」と見る。この「日韓併合」は朝鮮国を救う一時的なもので「将来の独立を約束するべきである」と後知恵であるが思考する。ただし、これは歴史の結果を見た「後知恵」であるが、将来の参考になるだろう。
 なお日本でも、戦後一時期、「日本は米国の一州になるべきである」という論もあったが、これが日本人に支持されることはなかった。
 なお「植民地支配」というならば、「ゲーム理論」的には、「英国のインド植民地支配」と公正に比較し、主張しなければならない。公正に比較すれば、「日韓併合」をとても「植民地支配」などとは呼べないであろう。
 どうあれ韓国人にとって歴史的事実などどうでも良いのである。「歴史は、こうでなければならぬ」であり、「自分たちの意に反した植民地支配でなければならない」、これが「正しい歴史認識」である。
 これを日本人が受入れられる筈もないし、韓国人も「正しい歴史認識」を改めることは、まず出来ないであろう。
 故に日韓で和解(話合い)は、まず不可能であろう。
 ただ「ゲーム理論」的には、日韓の有識者で例えば「慰安婦問題」について「意見交換」「相互質問」を提案する。そうすれば、日本側の質問に韓国側は「歴史的事実に関し、答えに窮する」であろう。ただし韓国は、「意見交換」「相互質問」に応じてこないと思われる。

 結論として日韓間で「和解」は成立しない。
 ただし 民間レベルで「表面的仲良し」は実現できる。
 真の友とは、共通の感性を持ち、「我が悲しみに、友は泣き」「我が喜びに、友は舞う」、すなわち「おめでとう!(万歳!)」と言って飛び上って喜んでくれる仲間が、「仲良し仲間」である。現在の日韓関係は、とてもこのような関係とは程遠い。
 このように民間レベルの「表面的仲良し」はできても、とても「国家レベルの仲良し」不可能というしかない。
 朝日新聞は、何かと「日本も妥協すべきである」と主張しているが、その先については、何も述べていない。日本が妥協すれば、その先に悪い現実が来るだけである。日本が一歩悪くなること狙っているのが、朝日新聞の大方針であるから、そのような主張になるのであろう。朝日に騙されてはいけない。
 結局、両国間で「切磋琢磨」しか残らない。ただ両国間で「反日」「反韓」の度数に大きな差があるが、「切磋琢磨」には「反日」も「反韓」も必要ない。
 互いに、自分の身を磨けば良いのである。
 ここ一つ注意事項がある。韓国が如何に困っても、手を差し伸べる必要がない。それは過去の経験から、「韓国は恩を仇で返す国」である。
 「日本から恩を受けた」そんなことは認められない国である。
 ただ「日本の利益のために、韓国に手を差し伸べる」それはあるだろう。それ対し「何かを期待する」それは過去の経験から、決して期待などしてはならない。
 この論に対し、筆者自身「意見交換」「相互質問」を広く希望している。